【CMで話題】サイボウズ(Cybozu)社の働き方改革について徹底解説

【CMで話題】サイボウズ(Cybozu)社の働き方改革について徹底解説

経営者のみなさまへ。
通勤をがんばらせることは、必要ですか?
がんばるな、ニッポン。
これからも、テレワークという選択肢を

このキャッチーなコピーで話題となっているサイボウズ社のCMは、2020年7月現在の日本の働き方に訴えかける強いメッセージ性が感じられます。

2020年新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、人々の働き方が見直されています。特に「働く場所」に大きな変化が生まれ、オフィス勤務が当たり前だった日本社会においても、テレワーク、テレビ会議システムを活用した遠隔(サテライト)による業務遂行を主流にする企業も増えています。

次世代採用ナビではこれまで、先進的な働き方改革に取り組んでいる企業について紹介してきました。
別記事:Yahoo!(ヤフー)社の働き方改革「無制限リモートワーク」を徹底解説!
別記事:富士通(FUJITSU)の働き方改革”Work Life Shift”を徹底解説

今回解説するサイボウズは、ヤフーや富士通とは少し異なる「働き方改革」の毛色を持つ会社といえます。サイボウズ社とはいったい、どのような会社なのか、という点から解説していきます。

サイボウズ社とは

サイボウズ株式会社(Cybozu, Inc.)は、1997年8月に設立され、東京に本社を構えるソフトウェア開発会社です。主たる事業はグループウェア(コンピュータネットワークを活用した情報共有のためのシステムソフトウェア)の開発、販売とされています。(サイボウズOffice
海外にも拠点を構えており、中国、ベトナム、アメリカ、オーストラリアに連結子会社があります。

サイボウズ社は、今では日本の多くの企業が利用するWebベースのソフトウェアを安価に、簡単に使えるものとした先駆者であり、現在では600万人以上が利用する巨大ソフトウェア開発会社です。

サイボウズ社が提供するサービスはまさに、昨今トレンド化する「リモートワーク」の働き方を実現できるインフラ環境であり、この「働き方改革」の流れはサイボウズ社にとっては、大きなビジネスチャンスと言えます。

参照元:サイボウズ社「会社案内」より

サイボウズ社が抱えていた「離職率」の高さ

業界でも先進的な「働き方改革」を提唱し、自らが実現しているサイボウズ社ですが、この取り組みは設立当初からあったものではありませんでした。IT業界は一般的に、深夜、土日勤務なども当たり前の風潮があり、サイボウズ社もこの「働きにくい」会社のひとつであったそうです。

サイボウズ社の転換期となったのは、2006年に大きな人事制度改革を行ったときで、 妊娠がわかった時点から最長6年間の育児・介護休暇を取得できる制度が作られたときです。この制度によって、性別に関わらず、社員に働きやすい環境が生まれ、2005年に28%あった社員の離職率は4%にまで下がったそうです。

また、翌2007年には、今の「働き方改革」につながる大改革として、「選択型人事制度」が設けられました。これは、社員を3つの「働き方」に分け、

「ワーク重視型」 主に開発社員向けに、「時間に関係なく働く
「ワークライフバランス型」 主にサポート業務社員向けに、「少し残業をして働く
③ 「ライフ重視型」 主に子育てや介護をする社員向けに、「定時・短時間で働く

それぞれ、社員が好きな働き方を選べるような人事制度にしました。

在宅勤務(テレワーク)については、サイボウズ社は、2010年にすでにこの制度を導入しており、日本企業において、かなり早い時期での導入であったことが分かります。

こうした取組みによって、サイボウズ社は独自の「働き方改革」ノウハウを構築し、現代の日本社会に対して、そのメソッドを提唱しているわけです。

サイボウズ社が掲げた「働き方改革」のキーワード

複業(副業)

ヤフー株式会社の記事でも解説した「副業」を認める採用方式は今後の日本社会のトレンドとなる可能性が十分あります。サイボウズではエンジニア採用を中心に「複業」社員の採用に取り組んでいます。

複業に関するサイボウズ社の取組みはこちら(公式サイト)
働き方改革に取り組む人を応援するサイボウズの情報サイト ワークスタイル百科

女性活躍

世間一般に言われる「女性活躍」とは、管理職の女性割合が増え、女性にとって働きやすい環境を整えることがこの定義に当たると思いますが、サイボウズ社は異なる切り口で、この点を主張しています。

日本は世界的にみても、企業の管理職や、政治家の女性割合が取り分け先進国の中でも低いことが問題視され、女性管理職の割合を高める指針が政府から出されていますが、育児やライフイベントに配慮した企業の人事制度設計がないままでは、根本的な課題解決にはならない、とサイボウズ代表取締役社長、青野氏は述べています。つまり「女性活躍」と「女性管理職割合の向上」は別軸の議論である、という指摘です。

前述のとおり、サイボウズ社は2006年から独自の育休産休・介護休暇の制度を設け、さらには在宅勤務のインフラを導入することで、多くの女性にとって、ライフイベントに合わせた働きやすい環境を提供しています。こうした企業の支援によってはじめて「女性活躍」ができる社会が生まれるのです。

子育て支援

サイボウズ社の育児休暇制度は、最大6年間の取得が認められており、男性(イクメン)による取得も可能としています。また、 2014年には「子連れ出勤制度」の取組みを始め、社員同士がコミュニケーションを取りながらお互いの子育てを尊重する企業文化が作られています。

働くママたちに、よりそうことを。(サイボウズ公式サイト)

新型コロナウイルス感染症に対する取り組み

サイボウズ社では、今般の2020年新型コロナウイルス感染症の対策として、従業員の出社を最低限とするほか、行政機関への支援、テレワーク導入への情報提供などの取り組みを積極的に実施しています。

サイボウズ社の公式サイトでは、本取り組みに関する専用サイトが解説され、今後の働き方改革を考える企業にとって、必ず有益な情報が見つけられます。

サイボウズ社の新型コロナウイルス感染症に対する取り組み【公式サイト】

テレワークに関するセミナー情報(サイボウズ社)
セミナー・イベント(サイボウズ公式ホームページ)

サイボウズ代表取締役社長、青野慶久氏とは

サイボウズ社のこうした先進的な取り組みは、まぎれもなく経営者である代表取締役社長、青野慶久氏の手腕によるものといえます。映像メディアに露出が多い青野氏ではありませんが、著書や数々の著名人との対談の記録から、業界を超えて親しまれた人物であることが分かります。

働き方改革、楽しくないのは、なぜだろう(サイボウズ公式サイト)

「青野慶久」著書一覧(Amazonサイト)

まとめ

サイボウズ社の働き方改革について、解説しました。ご参考になれば幸いです。

サイボウズ社とは、リモートワークを実現する独自のソフトウェアサービスと、先進的な「働き方改革」への取組を、長きにわたり挑戦してきた企業であり、そのノウハウからは、多くの学べるポイントがあります。

次世代採用ナビでは今後も企業の新しい働き方改革などに関する情報をわかりやすく解説して参ります。

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